おせいの映画への誘い

おせいの映画への誘い

『ダイ・ハード』 (1989年 日本公開)

おせいです。第2回目は、『ダイ・ハード』よ。 この映画の見所は何と言っても、〈ブルース・ウィリス〉よ! 当時、[こちらブルームーン探偵社]というドラマに出ていたけど、世界的には無名に近い俳優だったのよ。 主人公の《ジョン・マクレーン》役はシュワルツェネッガーやスタローン、リチャード・ギアが候補だったのに、ブルースで正解だったわね。 ズタボロになりながらも、なんとか敵を倒したいく主人公の悲哀が、ブルースの毛髪量とリンクしてるもの! このブログでは、(まだ観てない人に配慮して)映画の内容やオチを書かないようにしてるけど・・・消火ホースで落下するシーンは必見なのよ! その後の展開も秀逸なの!! ブルースをはじめとする役者たちが達者だし、脚本(原作)も巧みなの。作品によって評価が乱高下する監督のジョン・マクティアナンは、今回の『ダイ・ハード』で最大限の評価をされてるのよ。 観なさい! 

『ゴッドファーザー』 (1972年公開)

おせいです。私が大好きな映画を好きな順に紹介していくわ。 栄えある第1回目は、『ゴッドファーザー』よ。 これほど完璧な映画は他にありません!(あくまで、おせいの意見よ) ニーノ・ロータの音楽が最高! ゴードン・ウィリスの撮影が最高! 当時全くの無名のながら、この映画の真の主役〔マイケル・コルレオーネ〕を演じきったアル・パチーノが最高! 映画スタジオからロバート・レッドフォード(すでにスター俳優だった)に代えられそうになったもんね。 そして弱冠33歳で、この名作を監督したコッポラが最高!! 最高が集結すれば、最高の映画になるのは間違いないわよね。が、この映画を名作にしたのは、主人公を〔ビトー・コルレオーネ〕を演じたマーロン・ブランドだわ!!! 当時47歳で、60オーバーのマフィアのドンをメイクと口の中にティシュだけで威風堂々と体現したのには脱帽よ。 デ・ニーロ・アプローチが主流の現在でも半世紀前の口にティシュのマーロンに彼に勝る役者がいないのよねぇ。唯一対抗できるのが、『レイジング・ブル』のデ・ニーロくらいかしら。 不要不急の今だからこそ、3時間超えのこの映画を観てちょうだい。 『スーパーマン』を先に観て、マーロンの幅を感じるのもいいかも? くれぐれも、マイケル・ジャクソンのMV『You  Rock   My  World』でのマーロンの違う意味での幅(お腹回り)は感じなくていいから。 20世紀最高の俳優を味わってね!